明日の株式相場見通し=週末の持ち高調整で売り優勢、売買代金の低迷続く

市況
2018年8月23日 17時33分

あす(24日)の東京株式市場は、日経平均株価がきょうまで3日続伸となっていることに加え、週末で持ち高調整の売りが想定されることから、全般相場は軟調な推移となりそうだ。ただ、外国為替市場や中国・上海株式相場の動向次第で底堅い動きとなる可能性もある。

市場関係者からは「きょうは、外国為替市場で一時、1ドル=110円90銭台へと円安・ドル高が徐々に進行したことが支えとなって自動車関連の銘柄などが買われた。また、23日付の日経新聞で“(同社傘下のユニクロが)中韓以外のアジアとオセアニアで出店を拡大する“と報じられたファーストリテイリング<9983>が買われ、日経平均を1銘柄で約50円分押し上げた。ただ、東証1部の売買代金は、1兆8214億円と、きょうで5営業日連続の2兆円割れと低迷が続いている」との見方が出ていた。

23日の東京株式市場は終始買い優勢の展開となり、日経平均は途中伸び悩む場面があったものの、売り圧力は限定的で、結局2万2400円台をキープして引けた。日経平均株価終値は、前日比48円27銭高の2万2410円82銭と3日続伸した。

日程面では、7月の消費者物価指数、7月の企業向けサービス価格指数、気象庁3カ月予報に注目。海外では、米7月の耐久財受注、パウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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