★本日の【イチオシ決算】 サムコ、ライクKN、ビジョナリー (9月10日)
1)本日(9月10日)引け後に発表された決算・業績修正
● イチオシ決算
【サムコ <6387> 】 ★今期経常は48%増で18期ぶり最高益更新へ
◆18年7月期の経常損益(非連結)は6億4200万円の黒字(前の期は2億1400万円の赤字)に浮上して着地。続く19年7月期の同利益は前期比48.0%増の9億5000万円に拡大し、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は半導体関連の旺盛な設備投資需要が継続する中、通信用半導体レーザーや各種センサー向けエッチング装置などの受注が伸び、17.1%の大幅増収を見込む。
● サプライズな決算発表・業績修正
ライクKN <6065> ★5-7月期(1Q)営業は82%増益、通期計画を超過
◆19年4月期第1四半期(5-7月)の連結営業利益は前年同期比81.5%増の5.7億円に拡大して着地。前期に開設した認可保育園や学童クラブなどの上積みに加え、前期に発生した認可保育園の開設費用がなくなったことで、公的保育事業の収益が急拡大したことが寄与。
第1四半期実績だけで、通期計画3.3億円をすでに74.4%も上回っており、業績上振れが期待される。
OSGコーポ <6757> [JQ] ★上期経常は3.7億円の黒字で着地
◆19年1月期上期(2-7月)の連結経常損益は3億7300万円の黒字(前年同期は1億6400万円の赤字)に浮上して着地。ドラッグストア向け水自動販売機や公共施設向け冷水機、家庭用浄水器などの販売が伸びたことが寄与。記録的猛暑を背景に水宅配事業が好調だったほか、メンテナンス事業の採算改善も大幅増益に貢献した。
通期計画の5億3000万円に対する進捗率は70.4%に達しており、業績上振れが期待される。
ビジョナリー <9263> [JQ] ★5-7月期(1Q)経常は41%増益で着地
◆19年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比40.8%増の3億円に拡大して着地。先端検査機器などを導入した次世代店舗への改装が奏功し、既存店売上高が大幅に伸びたことが寄与。高付加価値・高単価のメガネを志向する中高年層を取り込み、小売事業の収益が急拡大した。
上期計画の4.3億円に対する進捗率は70.9%に達しており、業績上振れが期待される。
2)9月11日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<4924> シーズHD ★
◆第1四半期決算:
<2751> テンポスHD [JQ]
<4382> HEROZ [東M] ★
◆第2四半期決算:
<3399> 山岡家 [JQ]
<3955> イムラ封筒 [東2]
<9637> オーエス [東2]
<9692> シーイーシー
◆第3四半期決算:
<3248> アールエイジ [東2]
<3974> T・SCAT [JQ]
<8079> 正栄食
合計10社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース