正栄食は3日続落、洋菓子の秋冬需要鈍化見込みで18年10月期営業利益予想を下方修正

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2018年9月12日 9時40分

正栄食品工業<8079>は3日続落し年初来安値を更新。11日の取引終了後、18年10月期の連結業績予想について、営業利益を57億円から49億円(前期比9.5%減)へ、純利益を38億5000万円から35億5000万円(同3.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

国内の生乳生産の減少傾向を背景に、脱脂粉乳やバターなどの輸入乳製品の販売が増えていることで、売上高は1045億円から1065億円(同3.0%増)へ上方修正した。ただ、第3四半期累計(17年11月~18年7月)決算が2ケタ営業減益となったことや、北海道胆振東部地震の影響で今後、バターや生クリームなどの製菓用乳製品が不足し、関連する洋菓子、デザート類の秋冬需要の鈍化が見込まれることから利益は下方修正したという。

なお、同時に発表した第3四半期累計決算は、売上高809億7200万円(前年同期比3.0%増)、営業利益39億1700万円(同14.6%減)、純利益28億6400万円(同7.1%減)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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