伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月13日記)
日経平均株価は、目先の価格が上昇する場合でも、昨日の円高の動きや、NYダウが2万6616ドルを越えられないと推測できることなどから、8月30日の高値2万3032円を越えられず、再度下降を開始する可能性が大きくなったと言えます。
本日の価格が上昇する場合でも、昨日の高値2万2709円付近では上値重く推移すると考えられます。
下げ難い展開になる場合、10月上旬頃まで、2万2500~2万3000円の範囲内で推移する公算です。
弱気の展開になる場合、昨日の高値2万2709円が戻り高値となって、本日は、寄り付きから下げの流れを作り、値幅の伴った下げ場面になると考えられます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
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