英ポンド週間見通し:下げ渋りか、中期的な金利上昇の思惑残る

通貨
2018年9月15日 15時55分

■対円レートは上昇、英国のEU離脱で双方合意への期待広がる

先週のポンド・円は上昇し、一時147円台まで買われた。欧州連合(EU)からの英国の離脱について双方が合意に達するとの期待が広がったことや、米ドル・円相場が円安方向に振れたことが要因。英中央銀行金融政策委員会(MPC)は政策金利の据え置きを決定したが、将来的な金利上昇の可能性は残されており、ポンド相場を下支えした。先週の取引レンジ:143円08銭-147円02銭。

■下げ渋りか、中期的な金利上昇の思惑残る

今週のポンド・円は下げ渋りか。英中央銀行は政策金利を予想通り据え置いたが、中期的な金利上昇の思惑は残されており、ポンド買いが入りやすい。また、英国の欧州連合(EU)離脱交渉で双方が合意に達するとの期待が広がっていることもポンド相場に対する支援材料になる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・19日:8月消費者物価指数(前年比予想:+2.4%、7月:+2.5%)

・20日:8月小売売上高(7月:前月比+0.7%)

予想レンジ:145円00銭-148円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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