東京株式(大引け)=195円高、活況高で6日続伸し2万4000円台に迫る場面も

市況
2018年9月21日 15時43分

21日の東京株式市場は終始買い優勢の展開となり、日経平均は一時300円近い上昇で2万4000円台にあと一歩と迫る場面があった。

大引けの日経平均株価は前営業日比195円00銭高の2万3869円93銭と6日続伸。東証1部の売買高概算は20億7835万株、売買代金概算は3兆9626億6000万円。値上がり銘柄数は1591、対して値下がり銘柄数は456、変わらずは63銘柄だった。

きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが約8カ月ぶりに最高値を更新したことを受けて買い気の強い展開となった。米中貿易摩擦問題に対する懸念が緩み世界的にリスクを取る動きが強まっている。中国・上海株市場が底入れの動きを強めたことや、外国為替市場で1ドル=112円台後半まで円安が進行したことで日経平均は後場に入り一段高に買われ、一時2万4000円大台まであと29円に迫る場面もあった。週末要因に加え、日米間の閣僚級貿易協議(FFR)を控えていることもあって、引け際に上げ幅を縮小したが、6日続伸となり、6日間合計の上げ幅は1200円を超えた。業種別には石油、海運、鉄鋼、非鉄など市況関連が値上がり上位を占め、金融株も広範囲に買いを集めた。売買代金は4兆円近くに膨らみ、5月末以来の高水準だった。

個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や第一生命ホールディングス<8750>も強い動き。コマツ<6301>、昭和電工<4004>などが買われ、ファナック<6954>もしっかり。TATERU<1435>、スルガ銀行<8358>、グレイステクノロジー<6541>はストップ高となった。ブレインパッド<3655>、Ubicomホールディングス<3937>も一時値幅制限いっぱいに買われ、日本化学工業<4092>なども値を飛ばした。

半面、ソニー<6758>が軟調、花王<4452>も売られた。アルプス電気<6770>が安く、東洋エンジニアリング<6330>は急落。スター・マイカ<3230>、日本農薬<4997>も大幅安となった。LIXILグループ<5938>、ネットワンシステムズ<7518>が下落したほか、TOTO<5332>も値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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