<マ-ケット日報> 2018年9月21日

市況
2018年9月21日 16時31分

21日の市場は日経平均が6日続伸。終値は前日比195円高の2万3869円だった。前日の米国市場でダウ平均が最高値を付けた流れを受けて買いが先行。円相場が対ドルで安く推移したことも支援材料となった。一方、連騰による高値警戒感から上値を深く追う動きは限られ、すんなり2万4000円台乗せとは行かないようである。

昨日の米国市場は米中貿易摩擦懸念の過度な警戒感が後退しダウ平均は大幅に3日続伸。1月下旬以来約8カ月ぶりに史上最高値を更新した。中国での売上比率が大きいキャタピラー、ボーイングなどが上昇をけん引。金利上昇で金融株も買われるなどほぼ全面高の展開となっている。この日はS&P500種も約3週間ぶりに最高値を更新した。

さて、東京市場は米国が主導する世界的な株高の波にも乗って日経平均が6連騰を記録。2万3000円のカベ抜けからわずか1週間で2万4000円の大台に迫る動きとなっている。ダウ平均の最高値更新は業績相場が新しい局面に移行したことを示し日本株にとっても大きな材料に。自民総裁選で首相続投が決定したことも政策の安定性確保で支援要因となっているようだ。2万4000円の大台を前にさすがに上値は重くなっているが、来週も内外の良い流れを引き継ぐ相場展開となるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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