東京株式(前引け)=続伸、円安や権利取り狙いの買いが後押し

市況
2018年9月25日 11時54分

25日前引けの日経平均株価は前週末比39円98銭高の2万3909円91銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億266万株、売買代金概算は1兆5464億5000万円。値上がり銘柄数は1570、対して値下がり銘柄数は461、変わらずは79銘柄だった。

きょう前場の東京市場は寄り付きは売り買い交錯の展開で、朝方はやや売りに押される展開だったが、下値では押し目買いが厚く売り一巡後はプラス圏に浮上、2万4000円大台をうかがう展開となっている。前日の米株市場では米中貿易摩擦への警戒感からNYダウが180ドル強の下落となったことで、前週末まで6連騰で計1200円以上の上昇をみせている日経平均も目先利益確定の動きがみられる。しかし、外国為替市場では1ドル=112円台後半の円安に振れていることが主力株中心に支援材料となっている。3、9月期決算企業の権利付き最終売買日に当たることで、配当権利取り狙いの買いも入った。

全体の75%近い銘柄が上昇、売買代金も1兆5000億円台まで膨らんでいる。

個別ではソニー<6758>が堅調、トヨタ自動車<7203>も買い優勢。東京エレクトロン<8035>が高く、資生堂<4911>、コーセー<4922>なども買われた。TATERU<1435>はストップ高となり、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、アウトソーシング<2427>なども大幅高。半面、任天堂<7974>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げた。昭和電工<4004>が安く、JXTGホールディングス<5020>の下げも目立つ。安川電機<6506>、ナブテスコ<6268>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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