トーヨアサノが買い気配、今期経常を一転77%増益・最高益に上方修正

材料
2018年9月27日 9時12分

トーヨーアサノ <5271> [東証2]が買い気配でスタート。26日大引け後、19年2月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.6億円→10.9億円に4.2倍上方修正したことが買い材料視された。

コンクリート二次製品や工事案件の受注が伸び、売上高が計画を18.3%も上回ったことが寄与。人件費上昇分を販売価格に転嫁したことに加え、コスト削減の進展なども上振れに貢献した。併せて、通期の同利益も4.5億円→12.6億円に2.8倍上方修正。従来の36.8%減益予想から一転して77.0%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

前日終値ベースの予想PERが19.9倍→6.0倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

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