東京株式(前引け)=利益確定売りに反落、途中プラス転換する場面も

市況
2018年9月27日 11時45分

27日前引けの日経平均株価は前営業日比32円07銭安の2万4001円72銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億5032万株、売買代金概算は1兆2419億1000万円。値上がり銘柄数は600、対して値下がり銘柄数は1422、変わらずは82銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、朝方は前日の米株安を受け売りが先行したが、下値での押し目買いニーズは強く、その後は売りを吸収して上値指向に転換、日経平均は寄与度の高い値がさ株が買われたこともあり、一時プラス圏に浮上する場面もあった。東証1部の騰落レシオが136%台と過熱ゾーンにあることで利益確定の動きが意識される場面だが、日米首脳会談を経て、懸案となっていた自動車の通商問題について、当面米国による関税引き上げの動きは回避される方向となったことが、リスク選好ムードを後押ししている。前引けにかけ再び売りに押されたが、2万4000円大台はキープして着地した。

個別ではトヨタ自動車<7203>が堅調、ファーストリテイリング<9983>、資生堂<4911>なども高い。田淵電機<6624>は連日のストップ高。ダブル・スコープ<6619>も値を飛ばした。日本水産<1332>が買われ、ブレインパッド<3655>、ジャパンベストレスキューシステム<2453>なども大幅高。半面、ニトリホールディングス<9843>が売られ、ファナック<6954>、東京エレクトロン<8035>なども安い。フジクラ<5803>が急落、古河電気工業<5801>も大きく下げた。TATERU<1435>も急反落となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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