ＰＳ三菱が上値指向継続、アベノミクス補正・国土強靭化に思惑
ピーエス三菱<1871>がジリ高継続、５日続伸で中期トレンドの分水嶺である７５日移動平均線を上回ってきた。先の総裁選では安倍首相が３選を果たし、目先は経済活性化策への期待が膨らんでいる。秋の臨時国会では、補正予算が打ち出されるとの期待も根強く、今夏の西日本豪雨や北海道地震などに対する災害復興に加え、防災面に対応した国土強靭化投資などへの思惑が株式市場にも底流している。そのなか、プレストレストコンクリート使用工事に強みを持つ同社株は関連有力株の一角としてマークされている。足もとは高速道路会社の大規模改修工事の本格化で床版取替工事が増勢、１９年３月期会社側計画は上振れの公算も大きい。ＰＥＲ１０倍未満、配当利回り３％超と株価指標面からも割安感が強い。
出所：みんなの株式（minkabu PRESS）