土屋HDは大幅反落、未定だった18年10月期営業損益は赤字に転落

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2018年10月1日 13時01分

土屋ホールディングス<1840>は大幅反落。9月28日の取引終了後、北海道胆振東部地震の影響でいったん未定としていた18年10月期の連結業績予想にいついて、売上高を247億5000万円(前期比1.1%増)、営業損益4億9500万円の赤字(同5800万円の黒字)、最終損益4億4500万円の赤字(同6600万円の黒字)を見込むと発表しており、第2四半期決算発表時の通期予想である営業利益2億3000万円を下回り赤字転落見通しであることが嫌気されている。

9月5日に北海道付近を通過した台風21号および6日に発生した「北海道胆振東部地震」の影響で、建設工事およびプレカット工場の稼働を一時中断したことや、建設資材などの物流の遅延、顧客の住宅復旧工事を優先するなど施工の遅れなどで、完成引き渡し棟数が35棟の減少となったことが響いた。また、注文住宅の棟数の減少や、相対的に利益率が低い分譲住宅および住宅用地、特殊建築物の構成比が増加したことなどで売上総利益率が3.5ポイント減少する見込みとなったことも影響する。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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