野崎印が大幅高、新元号やICタグ関連で大口資金の流入加速

材料
2018年10月3日 12時59分

野崎印刷紙業<7919>大幅高、高水準の買いを集め需給相場の色彩を強めてきた。8月下旬から9月下旬にかけて漸次下値を切り上げてきたが、9月20日に商い急増のなか40円を超える急伸で市場の耳目を驚かせ、「そこからは確変モードで大口の資金流入が断続的に観測されるようになった」(国内投資顧問)。時価は約19年ぶりの高値水準に浮上。19年前の1999年には6月から7月にかけわずか2カ月で200円台後半の株価を600円台前半まで一気に駆け上がった経緯がある。今回もスタート地点は200円台後半で、上昇波はやや緩やかながら、小型株特有の足の軽さをみせつけている。同社は印刷物や包装資材などの紙製品の製造を手掛ける新元号に絡む特需が期待されるほか、ICタグへの展開に注力しセルフレジ関連の有力株としての位置づけがある。また、アマゾンのウェブサービスを通じて業務用値札などの販売にも傾注しており、販売ルート拡充による収益向上への期待が膨らんでいる。株価上昇とともに、信用売り残も厚みを増しており、直近は信用倍率1.45倍と取り組み妙味も漂う。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.