東京株式(前引け)=続落、朝高後に値を消し後半は売り優勢に

市況
2018年10月10日 11時47分

10日前引けの日経平均株価は前営業日比61円65銭安の2万3407円74銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億4110万株、売買代金概算は1兆1873億1000万円。値上がり銘柄数は866、対して値下がり銘柄数は1140、変わらずは102銘柄だった。

きょう前場の東京市場は朝方買い優勢の地合いで始まったものの、その後は戻り売りを浴びて日経平均は値を消す展開となった。前日の米国株市場は主要指数が高安まちまちだったが、足もとはリスクオフが一巡した雰囲気もあった。中国・上海株市場や香港株も底堅い動きをみせているが、今週は週末にオプションSQを控えていることもあって、上値を買う動きに慎重なムードが漂う。外国為替市場で一時1ドル=113円台を割り込むなどドル安・円高の動きが主力株中心に上値を押さえる要因となっている。海外ヘッジファンド筋の売りも観測されるなか、日経平均は前場後半にさらに水準を切り下げる動きとなった。

個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が売りに押され、キーエンス<6861>、資生堂<4911>なども下落した。アトラ<6029>が値幅制限いっぱいに売られ、IDOM<7599>も大幅安。旭化成<3407>、J.フロント リテイリング<3086>なども安い。半面、ファーストリテイリング<9983>が大きく買われ、東海カーボン<5301>も上昇した。日本水産<1332>が買い優勢、良品計画<7453>も高い。ネクステージ<3186>が急伸、リソー教育<4714>、gumi<3903>なども物色人気となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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