本日注目すべき【好決算】銘柄 ATAO、技研製、竹内製作所 (10日大引け後 発表分)

注目
2018年10月11日 7時01分

10日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ATAO <3550> [東証M]  ★上期経常が40%増益、対通期計画93%進捗

◆19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比40.3%増の5億5700万円に拡大して着地。自社ブランドのバックや財布の販売がインターネット、実店舗ともに好調で、26.0%の大幅増収を達成したことが寄与。

通期計画の6億円に対する進捗率は92.8%に達しており、業績上振れが期待される。

大本組 <1793> [JQ]  ★今期経常を2倍上方修正

◆19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の23億円→46億円に2.0倍上方修正。減益率が59.8%減→19.7%減に縮小する見通しとなった。手持ち工事が想定より進み、売上高が計画を上回ることが寄与。工事採算が上向くことも上振れの要因となる。

予想PERが16.4倍→8.7倍に急低下し、割安感が強まった。

技研製 <6289>   ★今期経常は7%増で5期連続最高益、8円増配へ

◆18年8月期の連結経常利益は前の期比16.8%増の60.6億円で着地。続く19年8月期も前期比7.1%増の65億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期も防災・減災需要の高まりを背景に、主力のインプラント機械の販売が拡大し、2ケタ増収を見込む。

併せて、今期の年間配当は前期比8円増の68円に増配する方針とした。配当利回りは2.31%に上昇した。同時に、21年8月期に営業利益87億円(18年8月期は59.7億円)を目標とする中期経営計画を発表。

竹内製作所 <6432>   ★今期経常を11%上方修正、配当も5円増額

◆19年2月期の連結経常利益を従来予想の124億円→138億円に11.3%上方修正。減益率が11.6%減→1.7%減に縮小する見通しとなった。欧州でミニショベルや油圧ショベルの販売が想定より伸びることが寄与。円安による収益押し上げ効果や為替差益の増加も上振れに貢献する。下期の前提為替レートを1ドル=109円(前回は103円)と円安方向に見直した。

業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の40円→45円(前期は36円)に増額修正した。

タナベ経営 <9644>   ★上期経常を一転4%増益に上方修正

◆19年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の3.4億円→4.6億円に35.3%上方修正。従来の23.1%減益予想から一転して4.1%増益見通しとなった。主力の経営コンサルティングや人材開発コンサルティング、ダイアリー部門の受注が想定より伸びたことが寄与。

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