スタジオアリスが急反発、上期営業利益が大幅黒字転換
スタジオアリス<2305>が急反発。10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高186億8400万円、営業利益13億7500万円、最終利益5億8000万円となり、前期に決算期変更を行ったため前年同期との比較はないものの、前年上期の営業損益3億2800万円の赤字に対して大幅に黒字転換したことが好感されている。
写真事業で、5月から開始した「早撮り七五三キャンペーン」や「七五三お出かけ着物レンタル予約」を推進したほか、0~10歳の子供を対象にした「モデル体験撮影会」や生後3カ月から1歳1カ月半の赤ちゃんを対象とした「着ぐるみカーニバル」などを実施し撮影件数の獲得に努めたことが寄与。また、国内で移転5店舗を含め8店舗を出店したほか、ショッピングセンター内の区画移動・増床を含め35店舗の改装を行ったことも貢献した。
なお、19年2月期通期業績予想は、売上高411億5000万円、営業利益46億1000万円、最終利益25億5000万円の従来見通しを据え置いている。
また、同時に発表した9月度の月次売上高が前年同月比1.8%増となり、3カ月ぶりにプラスに転じたことも評価されたようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)