個人投資家中原良太:ナンピン買いをするときの3つのコツ【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2018年10月15日 16時45分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年10月12日20時に執筆

From: 中原良太

自宅の書斎より、、、

いやぁ、日本株の下落が目立ちますね。大体の個人投資家の方は、週末に「どうしよう?」と時間を取って考えていたことでしょう。(ぼくもその一人です 笑)

正直なところ、そこそこ含み損を抱えているので、どうしたものかなぁ?と悩みどころです。相場が下がったので、「ナンピン買い(=安くなった株を買い増し)すべきか…?」とも思うのですが、果たして今の相場が底なのかも不明です。

てなわけで、市場も荒れていることですし、「どうしよう」とお悩みの方も多いでしょう。そこで今回は、ぼくが今考えていることを、共有していきます。

まず、ナンピン買いをすることについては、ぼくは「賛成」です。そもそも株ってのは「安い時に買う!」というのが鉄則ですから。先週のような相場暴落が来たときには、安く株を買える訳です。

ただし、ナンピン買いが上手になるには、3つのコツをわきまえる必要がありまして。今日は、そのコツを3つご紹介しようかと思います。

ナンピン買いのコツ1つ目は、「タイミングに気を配る」という点です。

何しろ、ナンピン買いは「タイミングがほぼすべて!」と言っても過言ではありませんでして。ここさえドンピシャなら、ほぼ何を買っても儲かるんですわな。

日本株は、「大引け」「給料日直前(15日または25日)」「週明け2営業日目」あたりに底打ちしやすい傾向がありまして。上手にナンピン買いをしたいなら、こういったタイミングを狙うとよいかと私は思っています。

ナンピン買いのコツ2つ目は、「割安な大型株を狙う」という点です。

相場が暴落しているときは、割高な株がとにかく売られていきます。だから、PERやらPBRが高い株を買うのは、自殺行為かと。

それと、小型株を狙うのもオススメできませんでして。なぜかというと、小型株はムラが激しいからなんですな。それこそ、大当たりは数%あるくらいで、それ以外の大半がハズレという。だから、安定したリターンを求めるなら、大型株を狙った方が無難だと思っています。

ナンピン買いのコツ3つ目は、「失敗した場合の追加資金を用意する」という点です。

これも外せないポイントです。ナンピン買いには、とかく失敗がつきもの。だから、失敗した場合も見越して、「追加資金があるか?」というのは非常に重要なファクターです。余剰資金がないなら、そもそもナンピン買いはするもんじゃないです。

それでもどうしてもナンピン買いをしたい場合は、貯金の仕方を見直すと良いかと。積立貯金なんかを使うと貯金のペースが80%上がるなんて研究もあるんで、こういった方法を検討してみてはいかが?

◆  ◆  ◆

まとめると「タイミングに気を配れ!」「割安な大型株を狙え!」「追加資金を用意しろ!」という3点でした。これが抑えられたら、ナンピン買いが成功する確率はグンと高まるかと思います。

ちなみに、ぼくは火曜日あたりから、始動しようかと思っております…。

中原良太

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執筆者名:中原良太

ブログ名:株式予報

《HT》

提供:フィスコ

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