KYBが大幅10日続落、建築物向け免震・制振用オイルダンパーで不適切な検査が発覚
KYB<7242>が大幅安で10日続落。午後1時40分ごろ、同社および子会社カヤバシステムマシナリーが製造した建築物向けの免震・制振用オイルダンパーの一部について、検査工程などで不適切な行為があったことが判明したと発表しており、業績への影響を警戒した売りが出ている。
会社側によると、性能検査記録データの書き換えなどの不適切行為などにより、大臣認定の性能評価基準に適合していない製品や、顧客の基準値を外れた製品を建築物に取り付けていたという。書き換えがなされた可能性が高いと考えられる期間は2003年1月から18年9月に製造された製品。これを受けて同社では、国土交通省に報告を行うとともに、外部調査委員会を設置し、事実関係の調査や原因分析、再発防止策の提言などを依頼したという。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年10月16日 14時05分