NY株式:NYダウは91ドル安、FOMC議事録を嫌気

市況
2018年10月18日 7時00分

米国株式相場は下落。ダウ平均は91.74ドル安の25706.68、ナスダックは2.79ポイント安の7642.70で取引を終了した。昨日の株価上昇を受けて利益確定の動きが広がり、売りが先行したものの、FOMC議事録の内容を見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小した。FOMC議事録では、当局の大半が中立的水準を超えた金利引き上げを支持したことが明らかとなり、利上げへの警戒感から発表後は小幅下落となった。セクター別では、銀行や保険が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや小売が下落した。

ITサービスのIBM(IBM)やホームセンターのホーム・デポ(HD)は、決算内容が嫌気され下落。自動車部品小売のアドバンス・オート・パーツ(AAP)は、昨日に小売最大手のウォルマート(WMT)とのオンライン販売での提携を発表したものの、粗利益率の低下が指摘され軟調推移。同業のオートゾーン(AZO)やオライリー・オートモーティブ(ORLY)も売られた。一方で、動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、契約者数の伸びが予想を上振れ上昇した。

金属大手のアルコア(AA)は、マーケット終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で株価は上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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