18日の株式相場見通し=売り買い拮抗でもみあう展開に

市況
2018年10月18日 8時32分

18日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が反落したことへの警戒感はあるものの、外国為替市場での円安・ドル高進行が継続していることは買い支援材料となりそうだ。きょうは、売り買い拮抗でもみあう展開が予想される。18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円60銭台での推移となっている。

17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比91.74ドル安の2万5706.68ドルと反落した。前日に急伸した反動もあり、この日は利益確定売りが優勢となった。ナスダックも下落した。前日夕に決算を発表したIBMは売上高が市場予想に達せず大幅安。アナリストの投資判断引き下げでホーム・デポが安い。キャタピラーやダウデュポンも値を下げた。原油価格の下落でシェブロンが値を下げた。半面、前日夕に好決算を発表したネットフリックスが急伸。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックが値を上げた。バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックスなど金融株も上昇した。ナスダック総合株価指数は、同2.787ポイント安の7642.703と反落した。

日程面では、インターネットを用いた印刷物の受注販売を手掛けるプリントネット<7805>が東証ジャスダック市場に新規上場する。

このほかに、日銀支店長会議で黒田総裁が挨拶、10月の地域経済報告(さくらリポート)、9月の貿易統計に注目。海外では、ASEM(アジア欧州会議)首脳会議(~19日)、ASEAN(東南アジア諸国連合)防衛相会合(~20日)、米9月のCB景気先行総合指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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