概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続落、原油安が嫌気

市況
2018年10月19日 9時54分

【ブラジル】ボベスパ指数 83847.12 -2.24%

18日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1916.83ポイント安(-2.24%)の83847.12で取引を終えた。83845.84から85759.82まで下落した。

小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米金利の先高観を受け、ブラジルなど新興国からの資金流出懸念が強まった。また、海外市場の下落など弱い外部環境もブラジル株の売り圧力を強めた。このほか、通貨レアルが対米ドルで下落したことが圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2378.62 -1.36%

18日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比32.80ポイント安(-1.36%)の2378.62取引を終了した。2377.37から2411.22まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油安が嫌気され、ウエートの高い資源銘柄に売りが広がった。また、海外市場の下落などもロシア株の売り圧力を強めた。

【インド】

休場

【中国本土】上海総合指数 2486.42 -2.94%

18日の上海総合指数は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比75.20ポイント安(-2.94%)の2486.42ポイントと反落した。

中国景気の先行き不安がくすぶる流れ。中国の李克強首相は17日、訪問先のオランダで経済・貿易フォーラムに出席し、「中国経済は下振れ圧力に直面している」との認識を示した。それにあわせて、「経済発展に関する今年の目標は達成できる」としたものの、中国の19年GDP成長率をめぐっては、世界銀行と国際通貨基金(IMF)が先ごろ見通しを下方修正しただけに、投資家の懸念は払しょくされていない。今年9月の経済指標(小売売上高や鉱工業生産など)と第3四半期のGDP成長率が19日に公表されることも、気がかり材料として意識された。

《CS》

提供:フィスコ

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