5万円以下で買える、低PBR＆低PER「お宝候補」32社 【東証1部】編 ＜割安株特集＞
上場企業の売買単位が100株に統一されたことや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では154銘柄が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。
最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、割安を見分ける基準として実績PBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を割りこみ、かつ予想PER(株価収益率)が東証1部平均の14.4倍を下回る、低PBR・低PER銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)実績PBRが1倍以下、(3)予想PERが11倍以下、(4)最終損益が黒字かつ有配 ――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」32社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBR、PERは19日現在)
なお、21日(日)16時00分に「5万円以下で買える、低PBR＆低PER「お宝候補」【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 実績 予想
コード 銘柄 金額 PBR PER
<8411> みずほＦＧ 19370 0.54 8.6
<4615> 神東塗 20500 0.38 10.6
<5703> 日軽金ＨＤ 23500 0.83 7.3
<2112> 塩水糖 25700 0.81 10.4
<4319> ＴＡＣ 26300 0.87 8.8
<7838> 共立印刷 32300 0.91 10.5
<8897> タカラレーベ 32300 0.83 5.5
<9067> 丸運 32800 0.44 9.8
<7971> 東リ 33300 0.58 9.8
<8291> 日産東ＨＤ 34200 0.58 9.5
<8550> 栃木銀 34800 0.22 8.8
<8524> 北洋銀 35300 0.32 10.1
<9535> 広ガス 36300 0.51 10.2
<7167> めぶきＦＧ 36700 0.48 9.6
<2768> 双日 39600 0.84 7.9
<3751> 日本アジアＧ 40200 0.41 10.8
<7888> 三光合成 40400 0.66 7.2
<6489> 前沢工業 41100 0.47 8.4
<7184> 富山第一銀 43300 0.29 6.2
<6472> ＮＴＮ 43400 0.91 11.0
<8600> トモニＨＤ 44500 0.33 7.7
<6748> 星和電 44700 0.58 8.6
<1921> 巴 45000 0.59 9.9
<8118> キング 45400 0.41 10.6
<1890> 東洋建 45800 0.92 8.4
<8999> グランディ 46200 0.69 7.9
<8103> 明和産 46400 0.60 9.2
<8337> 千葉興 46400 0.30 6.7
<5017> 富士石油 46900 0.50 4.4
<7822> 永大産業 47200 0.44 10.7
<5803> フジクラ 48500 0.64 9.9
<6059> ウチヤマＨＤ 49800 0.62 10.9
※単位はPBR・PERが倍、最低投資金額が円。
※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース
