米中間選挙でリスクオフの流れとなれば金は買いか? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

経済
2018年10月22日 14時15分

こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。今日は金市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのレポートでは、まず『今週と来週で大量の米国企業の四半期決算が発表されます。そして、2週間後には米中間選挙が控えております』と伝えており、トランプ大統領のツイート上に掲載された中間選挙予想について『これまでの多くの世論調査通りの「上院は共和党有利、下院は民主党有利」という内容です』と紐解いています。

また、『2年間続いたトランプ相場の原動力は、2016年11月の大統領選でトランプ大統領の共和党が上院と下院の両院で過半数議席を獲得したことでしょう』と考察しており、『今回の中間選挙で民主党が下院の過半数議席を獲得することになれば、米国議会が以前の日本のねじれ国会のような状態となるだけに、2年間続いたトランプ相場に対する反動により、米国株下落を中心としたリスクオフの流れが強まることも考えられます』と分析しています。リスクオフとなると金の買い材料になりますね。

加えて、松永さんは、もし米国株が下落すれば『リスクオフの流れが更に強まることになりそうです』と指摘しています。

そしてNY金におけるファンドポジションについて、『16年ぶりの売り越しから買い越しに転じた事により、NY金が底入れとなった可能性も高そうです』との見解を示しています。米中間選挙や米株価など、市場の流れを見極めつつ、金市場を買い目線で狙ってみるのも一考かもしれませんね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月22日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

提供:フィスコ

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