アドテストが買い気配、今期税引き前を57%上方修正、未定だった配当は43円増配

材料
2018年10月31日 9時15分

アドバンテスト <6857> が買い気配でスタート。30日大引け後、19年3月期の連結税引き前利益を従来予想の347億円→545億円に56.8%上方修正。増益率が43.2%増→2.2倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。

データセンター関連需要の拡大やスマートフォンの高性能化を背景に、大手半導体メーカーがテスト・システムへの投資を積極化するなか、非メモリー用、メモリー用ともに半導体検査装置の販売が伸びる。また、確定拠出年金制度への清算益25億円を計上するほか、円安効果もプラスに働く。下期の想定為替レートは1ドル=105円→110円に見直した。

業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は75円(前期は32円)実施する方針とした。前日終値ベースの予想PERが12.8倍→7.8倍に急低下する一方、配当利回りは4.07%に上昇し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.