大研医器が急反落、競争激化で販売が計画下回り19年3月期業績および配当予想を下方修正

材料
2018年11月1日 9時53分

大研医器<7775>が急反落している。10月31日の取引終了後、19年3月期の単独業績予想について、売上高を90億円から86億円(前期比0.2%増)へ、営業利益を16億円から14億円(同7.0%減)へ、純利益を11億1000万円から9億7000万円(同4.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

計画では主力製品の吸引器、注入器の伸長を見込んでいたものの、同業他社との競争激化や販売単価の下落などで計画を下回る見込みであることが要因という。売上高の減少による売上総利益の減少も響くとしている。

また、業績予想の修正に伴い、従来中間11円・期末14円の年25円を予定していた配当予想について、中間10円・起案津12円の年22円に引き下げるとあわせて発表しており、これも売り材料視されているようだ。

なお、同時にあわせて発表した第2四半期累計の単体決算は売上高41億9500万円(前年同期比0.9%減)、営業利益7億500万円(同15.3%減)、純利益4億8500万円(同5.1%減)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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