サイオスが急反落、18年12月期業績予想を下方修正し一転営業減益へ

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2018年11月1日 13時03分

サイオス<3744>が急反落し年初来安値を更新している。10月31日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を130億円から124億円(前期比0.6%減)へ、営業利益を3億3000万円から7000万円(同78.2%減)へ、最終損益を2億6000万円の黒字から収支均衡(前期5億8700万円の赤字)へ下方修正し、営業増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。

利益率が高い自社製品であるMFP向けソフトウェアで、第2四半期に大型案件の受注減少による売上高・営業利益の落ち込みがあり、これを挽回できないと判断したという。また、金融機関向けのシステム開発・構築支援の一部受注案件で開発に遅延が生じていることや、利益率が高い金融機関向け経営支援システム販売で主要顧客である地方銀行などの設備投資意思決定が長期化していることも影響するとしている。

なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高94億6200万円(前年同期比1.9%増)、営業利益1億700万円(同41.9%減)、最終利益4700万円(同39.7%減)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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