急落後のリバウンド狙う、ボリンジャー【-3σ】ブレイク銘柄 高ROE 10社選出 <テクニカル特集> 11月1日版
1日の東京株式市場は、日経平均株価が前日まで2日間で約770円の上昇をみせていたこともあって、外国為替市場で円安歩調が一服したことを契機に目先の利益確定売りを誘った。米経済指標の発表を前に、海外ファンド筋の先物売りが全体相場を押し下げた。また、携帯料金引き下げ発表が嫌気されて通信メガキャリアが軒並み安となったことも、上値を重くしている。個別には好決算銘柄が買われる一方、決算悪を材料に大きく売り込まれる銘柄も少なくなく、投資家心理を冷やした。日経平均終値は前営業日比232円安の2万1687円と3日ぶり反落。東証1部の値上がり銘柄数は937、値下がり銘柄数は1108、変わらずは66。
本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドと経営の効率性を判断する指標として重視するROE(自己資本利益率)に注目しました。ボリンジャーバンド「-3σ」を1日終値が下回り、ROEの基準とされる8%以上の10社をピックアップ。-3σとのカイリ率が大きい順に記しました。
-3σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。
-3σとの
銘柄名 カイリ率 ROE
<3034> クオールHD -6.17 12.07
<9432> NTT -4.79 9.64
<9437> NTTドコモ -4.44 11.35
<9433> KDDI -4.23 14.92
<6823> リオン -3.34 9.94
<8920> 東祥 -0.98 15.07
<9466> アイドマMC -0.91 19.55
<6032> インタワクス -0.43 21.86
<9828> 元気寿司 -0.14 23.51
<7775> 大研医器 -0.06 15.83
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース