明日の株式相場見通し=株価指数先物主導で波乱も、米中間選挙の開票内容を注視

市況
2018年11月6日 17時19分

あす(7日)の東京株式市場は、取引時間が米中間選挙の開票状況が刻々と伝えられる時間帯と重なるため、大勢が判明してくる午後には、開票内容を巡って株価指数先物主導の売買が活発化して、乱高下となる可能性もある。特に、米下院の議席獲得数で共和党と民主党が僅差の争いとなった場合には、波乱含みも予想される。

市場関係者からは「前日の米株式市場でのNYダウ平均株価の反発や、外国為替市場での円安・ドル高進行、さらに19年3月期通期業績の上方修正を発表したトヨタ自動車<7203>の株価上昇などを好感して、きょうの日経平均は反発した。ただ、米中間選挙を目前にして東証1部の売買代金は、2兆3815億円と低水準にとどまった。また、朝高で勢いよくスタートしたソフトバンクグループ<9984>の株価が、1時間弱で失速した値動きに懸念が広がった」との見方が出ていた。

6日の東京株式市場は、前日のNYダウ上昇や為替の円安を背景に、前日のリスクオフの巻き戻しが入る形で急反発した。日経平均は引け際に跳ねて高値圏で着地した。日経平均株価終値は、前日比248円76銭高の2万2147円75銭と大幅反発した。

日程面では、9月の景気動向指数、9月の毎月勤労統計調査、5日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC、8日まで)、中国10月末の外貨準備高が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年11月06日 17時19分

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