タナベ経営---2Qは増収増益、売上高が40.83億円、経営コンサルティング事業が引き続き堅調に推移

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2018年11月8日 18時09分

タナベ経営<9644>は7日、2019年3月期第2四半期(2018年4-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%増の40.83億円、営業利益が同4.6%増の4.46億円、経常利益が同4.3%増の4.61億円、四半期純利益は同5.6%増の3.20億円となった。

経営コンサルティング事業の売上高は、前年同期比3.9%増の26.42億円、セグメント利益は同1.6%増の7.17億円となった。経営コンサルティングでは、期中平均契約数が増加し、また1件当たりの平均単価も伸長した。人材開発コンサルティングでは、プロフェッショナル人材を早期に育成できるプラットフォーム構築ニーズの高まりにより、ジュニアボード(次世代経営チーム育成)コンサルティングとFCCアカデミー(企業内大学)設立コンサルティングの期中平均契約数が増加した。セミナーは新入社員向けのスタートアップセミナーや次期のリーダー候補育成のセミナーの評価が高く伸長した。

SP(セールスプロモーション)コンサルティング事業の売上高は、前年同期比2.7%増の14.40億円、セグメント損失が0.68億円(前年同期セグメント損失0.50億円)となった。SPコンサルティングでは経営コンサルティング事業との連携による提案やWebプロモーションコンサルティングの提案等により契約数が増加した。SPデザインでは独自性の高いプロモーションツールとして付加価値の高い提案により伸長した。SPツールでは、より付加価値の高いSPデザインに注力したため、売上高は前年同期を下回った。ダイアリーでは、早期営業の取り組みにより受注件数が増加した。

2019年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比2.3%増の90.00億円、営業利益は同3.6%増の9.70億円、経常利益が同2.6%増の9.90億円、当期純利益が同0.7%増の6.80億円と期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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