5日と25日平均線【ゴールデンクロス】高ROE&低PER 38社 <テクニカル特集> 11月9日版
9日の東京株式市場は、週末要因も絡み主力株に利食い急ぎの動きが出た。前日の米国株市場ではNYダウが小幅プラスを確保したものの、ナスダック指数など他の主要指数はマイナスとなり、米長期金利の上昇も警戒されている。外国為替市場は日米金利差から一時1ドル=114円台に入るなど円安方向に振れたが、これを好感する動きは限定的だった。取引時間中はアジア株式市場が総じて軟調で、中国向け売上比率の高い機械株などにも売りが出た。ただ中小型株は堅調な銘柄も多く、値上がり銘柄数が1000を超え、値下がりを上回った。日経平均株価は前日比236円安の2万2250円と反落。東証1部の値上がり銘柄数は1047、値下がり銘柄数は971、変わらずは94。
本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と経営の効率性を判断する指標として重視するROE(自己資本利益率)が高く、割安・割高感を示す株価指標「PER」の低い銘柄に注目。東証1部において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを示現した(9日終値ベース)銘柄で、ROEの基準とされる8%以上をピックアップ。その中から割安・割高感を示す株価指標であるPERが東証1部平均の 14.14倍を下回る上昇余力があるとみられる 38社を選び出しました。
選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PERが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PBRなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。
⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PER ROE
<9501> 東電HD 3.8 9.19
<8928> 穴吹興産 5.3 13.73
<5970> ジーテクト 6.1 9.91
<3244> サムティ 7.6 18.01
<4992> 北興化 7.6 8.84
<6516> 山洋電 7.8 10.72
<7203> トヨタ 8.4 11.79
<8424> 芙蓉リース 8.5 8.99
<8425> 興銀リース 8.6 9.37
<1820> 西松建 8.7 9.10
<3231> 野村不HD 8.8 9.31
<1430> 1stコーポ 9.0 32.88
<7245> 大同メ 9.1 9.65
<7715> 長野計器 9.4 8.97
<7905> 大建工 9.4 10.05
<5018> MORESC 9.5 10.88
<7961> 兼松サステ 9.6 10.79
<1812> 鹿島 9.7 12.08
<5802> 住友電 10.0 8.06
<1435> TATERU 10.2 20.24
<4047> 関電化 10.2 15.69
<8043> スターゼン 10.3 9.02
<6814> 古野電 10.4 9.81
<2429> ワールドHD 10.5 24.29
<3538> ウイルプラス 10.6 17.35
<8088> 岩谷産 10.9 11.21
<5801> 古河電 11.3 8.27
<3405> クラレ 11.5 8.57
<4826> CIJ 11.6 10.02
<9699> 西尾レント 12.1 10.74
<5273> 三谷セキ 12.2 8.04
<5333> ガイシ 12.2 9.05
<3950> ザ・パック 12.3 9.80
<7475> アルビス 12.5 8.37
<4204> 積水化 12.8 11.23
<3333> あさひ 13.3 10.50
<9678> カナモト 13.3 11.80
<3569> セーレン 14.1 10.67
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース