ULSグループは大幅反発、金融向けなど受注堅調で19年3月業績および配当予想を上方修正
ULSグループ<3798>は大幅反発している。前週末9日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を48億円から51億円(前期比0.3%増)へ、営業利益を6億6000万円から8億6000万円(同3.2%減)へ、純利益を4億1000万円から5億3000万円(同4.6%減)へ上方修正したことが好感されている。
主に建設、金融、製造、不動産およびサービス業を中心とする既存顧客のIT投資の拡大で受注が堅調に推移していることが業績を牽引。また、プロジェクト管理と効率的なグループ事業運営の徹底も利益向上に貢献する見通しだ。
また、業績予想の修正に伴い、従来15円を予定していた期末一括配当を4円増額して19円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高25億3700万円(前年同期比19.8%増)、営業利益5億5200万円(同57.7%増)、純利益3億5600万円(同51.7%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)