伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月13日記)
本日の日経平均株価は、昨晩のNYダウが大幅な下げ場面となったことで、2万2000円以下から始まると考えられます。
現在がはっきりとした上昇の流れの場合、昨日の安値2万2046円を下回る展開にならないはずなので、本日の寄り付きでの一段安は、10月26日以降の上値を試す動きがいったん終了している可能性を示します。
本日の下げは、現在が上昇の流れへ入っているか否かを確認する作業としての下値を試す動きになる公算です。
10月26日の安値2万0971円が底値になって、上昇の流れへ入っているなら、目先の下げは1日の安値2万1628円付近か、そこまで下げずに押し目をつける動きになると考えられます。
2万0971円が底値になっていないなら、目先は、数日で一気に2万0971円へ接近する動きになると考えられます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
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