TATERUはS安、データ改ざんの影響大きく18年12月期業績予想を下方修正

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2018年11月13日 9時48分

TATERU<1435>は朝方からウリ気配のまま気配値を切り下げる展開で、ストップ安の516円水準でウリ気配となっている。12日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を766億1100万円から722億3800万円(前期比7.8%増)へ、営業利益を71億1300万円から30億6000万円(同48.1%減)へ、純利益を48億1500万円から33億8900万円(同15.2%減)へ下方修正し、営業増益予想から一転して減益としたことが嫌気されている。

顧客から提供を受けた預金残高データを改ざんし、実際より多く見せて金融機関に提出して融資審査を通りやすくしていた件の影響で、TATERU Apartment事業において顧客からの受注の取り消しや工事の進捗悪化による引き渡しの遅延が発生していることが要因という。また、土地の仕入れ単価が計画を上回っていることなども利益を押し下げるとしている。

なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高508億1400万円(前年同期比20.1%増)、営業利益25億5100万円(同12.6%減)、純利益32億1200万円(同72.4%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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