アドバネクスは大幅反落、新工場立ち上げコストの増加などで19年3月期の連結利益予想を下方修正
アドバネクス<5998>は大幅反落。同社は12日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表した。売上高は208億円から212億円(前期比4.5%増)へ上方修正したものの、営業利益は3億5000万円から1億円(同61.4%減)へ、最終利益は1億6000万円から3000万円(同38.8%減)へ下方修正した。
第2四半期連結累計期間では、売上高は米中貿易摩擦やインドネシアの現地通貨安の影響を受けるなか、自動車、医療、航空機向けが好調に推移した。一方、営業利益、経常利益、最終利益は、新工場立ち上げコストが増加したことや、材料費が高騰したことなどにより想定を下回る結果となった。これを受けて、19年3月期通期の利益予想を下方修正した。なお、為替レートについは、1米ドル=110円を前提としている。
あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は、売上高104億8800万円(前年同期比4.2%増)、営業利益200万円(同97.9%減)、最終損益4300万円の赤字(前年同期6000万円の黒字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)