船井電機が大幅反発、9月中間期最終損益黒字転換
船井電機<6839>が大幅反発している。12日の取引終了後に発表した19年3月期第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高467億3100万円(前年同期比35.2%減)、営業損益16億4500万円の赤字(前年同期40億3700万円の赤字)、最終利益6億5000万円(同130億8300万円の赤字)となり、最終損益が黒字転換したことが好感されているようだ。
北米の流通在庫調整局面の影響でテレビ関連やDVD関連の売り上げが減少したが、不採算製品のインクジェットプリンターの販売を絞ったことや、北米販社の合併に伴う会計処理で税負担が減ったことも影響した。なお、同社は11月5日に業績予想の修正を発表しており、ほぼ修正値に沿った内容だった。
同時に発表した19年3月期通期業績予想は、売上高1050億円(前期比19.3%減)、営業利益4億円(前期108億8500万円の赤字)、最終利益12億円(同247億900万円の赤字)の修正値を据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)