テクノスジャパン、FRONTEOなどAI関連に物色の矛先、ブレインパッド連日の急騰で投機資金うごめく

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2018年11月13日 14時35分

テクノスジャパン<3666>が続伸で一時4ケタ大台を回復したほか、サイオス<3744>、FRONTEO<2158>なども上値指向となるなど、人工知能(AI)関連株に物色の矛先が向いている。「直近、AI関連の象徴株であるブレインパッド<3655>が業績増額を背景に大きく値を飛ばし、きょうも次第高で値幅制限上限近くまで買われるなど物色人気に乗っている。その流れが横に波及しているようだ」(国内準大手証券)という。ソフトバンクグループ<9984>が通信子会社ソフトバンク<9434>の上場で調達した資金をAIなど次世代有望企業への投資を加速させるとの思惑も味方している。また、ソニー<6758>がタクシー向けにAIを使った需要予測システム提供に取り組んでいることや、オリンパス<7733>や富士フイルムホールディングス<4901>などもAIベンチャー企業に出資し、医療用AI開発に布石を打つなど、大手企業のAI分野への経営資源投入も改めて注目を浴びている。株式市場では海外の経済や株式市場の動向に左右されない、内需の成長テーマとしてAIに照準を合わせた個別株物色の動きが顕在化しつつある。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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