日経平均は大幅反落、米国株急落で一時785円安/相場概況

市況
2018年11月13日 15時32分

日経平均は大幅反落。12日の米国市場ではアップルやゴールドマン・サックスを中心に売りがかさみ、NYダウは602ドル安と大幅続落した。本日の東京市場でも米国株の急落を受けてリスク回避目的の売りが先行し、日経平均は384円安からスタートすると、朝方には21484.65円(前日比785.23円安)まで下落する場面があった。その後も軟調もみ合いが続いたが、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測や中国・上海株の上昇が支えとなって下げ渋った。

大引けの日経平均は前日比459.36円安の21810.52円となった。東証1部の売買高は16億0987万株、売買代金は2兆8253億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、保険業、建設業、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品が下落率上位だった。

個別では、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>など売買代金上位は全般軟調。新型iPhoneの販売減速懸念が台頭したことなどから、東京市場でもファナック<6954>、村田製<6981>、TDK<6762>、信越化<4063>といったハイテク株の下げが目立った。決算発表銘柄ではJDI<6740>、井関農<6310>などが急落し、業績下方修正のTATERU<1435>やMDV<3902>は売り気配のままストップ安比例配分となった。一方、通信子会社の上場が正式発表されたソフトバンクG<9984>は朝安後にプラスへ切り返した。資生堂<4911>もしっかり。10月売上高が好調だったMRO<3064>は6%超上昇した。中小型株では前日にストップ高を付けたブレインパッド<3655>が商いを伴って大幅続伸し、決算が好感されたGMOクラ<3788>はストップ高で東証1部上昇率トップとなった。

《HK》

提供:フィスコ

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