14日の株式相場見通し=大幅反落の後遺症で買い手控え、日経平均は下値模索の推移に

市況
2018年11月14日 8時39分

14日の東京株式市場は、きのう大幅反落したことの後遺症が想定されるため、買い手控え状態で日経平均株価は下値模索の推移となりそうだ。前日の米株式市場で、NYダウ平均株価が続落となったことも売り材料となりそうだ。14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=113円80銭前後での推移となっている。

13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比100.69ドル安の2万5286.49ドルと3日続落した。前日に急落したアップルやゴールドマン・サックスの下落が続いたほか、原油価格が下げ止まらず全体相場を押し下げた。ボーイングの下落も嫌気された。エクソン・モービルやシェブロンなど石油株が値を下げたほか、ファイザーも軟調だった。アマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)など主力IT関連株も安い。半面、インテルやキャタピラーが高く、アナリストの投資判断引き上げでエヌビディアが値を上げた。ナスダック総合株価指数は、同0.006ポイント高の7200.875と4日ぶりに小幅反発した。

日程面では、安倍首相がシンガポール、オーストラリア、パプアニューギニアを訪問(18日まで)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会合、7~9月期の国内総生産(GDP)速報値、9月の第3次産業活動指数に注目。海外では、米10月の消費者物価、中国10月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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