クリヤマHDが買い気配、1-9月期経常は28%増益、配当増額と株式分割も発表

材料
2018年11月14日 9時07分

クリヤマホールディングス <3355> [東証2]が買い気配でスタート。13日大引け後に発表した18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益が前年同期比28.1%増の23.3億円に伸びて着地したことが買い材料視された。

農機・建機メーカー向けに排ガス規制に対応する尿素SCRセンサーの販売が好調だったことが寄与。円安による為替差損益の好転も大幅増益に貢献した。通期計画の28億円に対する進捗率は83.5%に達しており、業績上振れが期待される。併せて、期末一括配当を従来計画の36円→38円(前期は36円)に増額修正したことも支援材料となった。

同時に、12月末現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上や投資家層の拡大を期待する買いも向かった。

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