NY株式:NYダウは205ドル安、アップルの下落続く

市況
2018年11月15日 7時00分

米国株式相場は下落。ダウ平均は205.99ドル安の25080.50、ナスダックは64.48ポイント安の7136.39で取引を終了した。原油相場の上昇を受け、エネルギーセクターを中心に買い戻しが先行。10月消費者物価指数が市場予想に一致し、追加利上げへの過度な警戒感が後退したことも好感された。携帯端末の需要後退が懸念されているアップル(AAPL)の下落が続いているほか、米長期金利の下落で金融株に売りが広がり、上げ幅を縮小した。セクター別では、電気通信サービスやメディアが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や保険が下落した。

医療用大麻のキャノピー・グロース(CGC)は、1株損失の拡大が嫌気され大幅下落。同業ティルレイ(TLRY)も軟調推移となった。写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(SNAP)は、昨年の新規株式公開(IPO)での情報開示を巡り、米司法省とSEC(米証券取引委員会)による捜査を受けていることが明らかとなり下落。一方で、衣料品のカナダグース(GOOS)は、決算内容が好感され、大幅上昇となった。

グリーンスパン元FRB(米連邦準備制度理事会)議長は、生産性の向上なく平均賃金が上昇するなどインフレの初期兆候が見られるほか、米国の債務水準上昇で経済成長を損なうと懸念を示した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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