インタースペース---18/9期は売上高が1.7%増、海外事業は順調に拡大しメディア事業も伸長し利益面で大きく貢献

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2018年11月15日 18時25分

インタースペース<2122>は14日、2018年9月期(17年10月-18年9月)連結決算を発表した。売上高が前期比1.7%増の282.12億円、営業利益が同25.6%減の7.99億円、経常利益が同37.6%減の8.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.6%減の5.10億円となった。

インターネット広告事業は、主力の「アクセストレード」では、プラットフォーマーによる検索アルゴリズムの変更、広告表現の規制等の影響を受けたものの、提携メディアに対する新規注力分野に関する支援やメディアコンテンツの分析・提案等をおこなうことで収益の拡大をはかった。また、仮想通貨、健康食品および人材の各ジャンルで広告需要が生じ、売上が伸長した。

「ストアフロントアフィリエイト」では、スマートフォン向けセキュリティ商品を扱う「NWノートンストア」を開始したほか、取扱商材の増加および店舗稼働率の向上に取り組んだ。

「X-lift(クロスリフト)」では、配信システムの改善、配信ボリュームの多い大手メディアを中心にメディア開拓をおこない配信在庫の確保と稼働広告案件の増加につとめた。

海外事業では、タイ、ベトナムにおいて金融、EC関連の案件が増加するなど売上を伸長させた。

メディア運営事業は、「ママスタジアム」「4MEEE」「4yuuu!」において、「結婚」「出産」「子育て」など女性向けに有益な特集、連載企画を提供し、媒体価値の向上をはかった結果、ネットワーク広告およびタイアップ広告が増加した。また、2017年10月には、株式会社セブン&アイ出版との共同運営事業として「ヨガジャーナルオンライン」をリリースした。

コンテンツ運営は、女性向け恋愛カジュアルアプリのダウンロード数が欧州を中心に海外で増加し、収益の向上に寄与した。

2019年9月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.6%減の272.00億円、営業利益が同24.9%減の6.00億円、経常利益が同25.6%減の6.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.4%減の3.50億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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