欧州為替:ドル・円は113円30銭台、リスク回避的なポンド売りは継続
16日の欧州市場でドル・円は113円30銭台で推移。英国政治不安を嫌気したポンド売りは一巡しつつあるが、リスク回避的な為替取引はしばらく続くとの見方が出ている。英国株式市場は前日末の水準近辺で推移しているが、現時点で欧州連合(EU)との離脱協定が英国議会で承認される見込みはないことから、リスク選好的なポンド買いがただちに拡大する気配はないようだ。ここまでのドル・円は113円24銭から113円40銭で推移。
・ユーロ・円は、128円33銭から128円76銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1325ドルから1.1368ドルで推移
■今後のポイント
・英政治不安でポンド売り強まる
・114円台で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性
・NY原油先物(時間外取引):高値57.49ドル 安値56.42ドル 直近値57.28ドル
《MK》
提供:フィスコ