<注目銘柄>=ユーザベース、既存事業の成長加速で今期97%増収へ

材料
2018年11月21日 10時00分

ユーザベース<3966>は10月30日安値2009円を起点に再騰機運を強めている。

11月8日に発表した第3四半期連結決算は、売上高54億3100万円(前年同期比71%増)、経常損益1億4000万円の赤字(前年同期4億4500万円の黒字)だった。既存事業の「SPEEDA」「NewsPicks」の成長が加速し売上高が大きく伸長。ただ、7月に買収した米国のクォーツ・メディアをはじめとする新規事業が投資フェーズにあることから、減益を余儀なくされた。

18年12月期通期では、引き続き既存事業の好調が見込まれるほか、クォーツ社の広告収入が第4四半期に偏重して計上される。これにより、売上高をそれまでの88億5000万円~91億5000万円のほぼ中間である90億円(前期比97%増)へ、経常利益はそれまでの3000万円~4億円予想からレンジ上限近くの3億5000万円(同32%減)に修正している。

さらに、entrepedia(アントレペディア)事業、FORCAS(フォーカス)事業はまだ投資ステージにあるものの、今後既存事業とのクロスセルやアップセルが顕在化してくることが想定され、今後は新規事業への期待も株価推移に貢献しそうだ。(温羅)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.