「PER12倍」を巡る攻防/後場の投資戦略

市況
2018年11月21日 12時21分

日経平均 : 21447.53 (-135.59)

TOPIX  : 1609.94 (-15.73)

[後場の投資戦略]

日経平均は米株安を嫌気し、大幅続落してスタートしたものの、前場は下げ渋る展開となった。前日とほぼ同じ動きを見せている。前日のデータで算出した日経平均の予想PER12倍の水準はおよそ21200円。この「12倍」はアベノミクス相場では下限水準に位置するとあって、押し目買いが入りやすい局面だろう。

しかし、NY原油先物相場の大幅下落など世界経済の減速懸念を強める材料が相次いでおり、日経平均もこの水準から本格的なリバウンドを見せてくるか不安が残る。日米の祝日や月末の20カ国・地域(G20)首脳会議を控え、模様眺めムードも強まりやすい。中国市場に目を向けると上海総合指数の戻りが鈍く、後場の日経平均は再び軟調な展開となる可能性がある。当面は「PER12倍」での攻防が焦点となり、この水準を割り込めば相場の大きな節目となるか。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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