明日の株式相場見通し=内需株中心に続伸、輸出関連には見送り姿勢

市況
2018年11月26日 17時41分

あす(27日)の東京株式市場は、大阪万博関連など内需株を中心とした物色が継続し、日経平均株価は続伸となりそうだ。電機、自動車、機械などの輸出関連セクターは30日から開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会合を前にして、手掛け難い状態が続きそうだ。

市場関係者からは「きょうは、2025年の国際博覧会(万博)が大阪で開催されることが決定したことを好感し、それに伴う経済効果期待から、幅広い関連銘柄が買い人気を集めた。関西地区で強みを発揮している建設会社をはじめ、倉庫、運輸、電鉄、小売りなど幅広い業種が物色対象となった。今週末から開催されるG20首脳会合を前に、米中貿易摩擦の行方を見極めたいとの姿勢から、輸出関連株への見送りムードが強まっていることも内需株物色に拍車を掛けたようだ」との見方が出ていた。

26日の東京株式市場は、前営業日22日の強い地合いが継続した。前週末23日は米株安となったものの、きょうの外国為替市場は円安基調にとなり、主力株への売り圧力は限定的でリスクを取る動きが強まった。日経平均株価終値は、前営業日比165円45銭高の2万1812円00銭と続伸した。

日程面では、10月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米11月のCB消費者信頼感指数、米9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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