前週末30日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―
■スター精 <7718> 1,692円 (+69円、+4.3%)
スター精密 <7718> が6日続伸。29日、同社が発行済み株式数(自社株を除く)の1.38%にあたる50万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は11月30日から12月20日まで。また、今回取得した自社株を全て消却する。消却予定日は12月28日。
■バナーズ <3011> 147円 (+6円、+4.3%)
バナーズ <3011> [東証2]が大幅続伸。29日、同社が発行済み株式数(自社株を除く)の7.72%にあたる140万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は11月30日から19年5月31日まで。
■アプリックス <3727> 208円 (+8円、+4.0%)
アプリックス <3727> [東証M]が3日続伸。29日取引終了後、同社のロケーションビーコン「MyBeaconシリーズ」がKDDI <9433> の動物園向けサービス「one zoo」に採用されたことを発表。また、シマフジ電機(東京都大田区)が開発したI/O端子機能仮想化技術「fvIO」をシマフジと共同でプロモーションしていくことで合意したことも発表しており、これらの相次ぐ手掛かり材料に着目した投資資金の流入を誘っている。
■キャリア <6198> 1,115円 (+39円、+3.6%)
Career <6198> [東証M]が大幅反発。29日、同社が発行済み株式数(自社株を除く)の5.4%にあたる46万4600株(金額で5億円)を上限に、11月30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■コーテクHD <3635> 1,884円 (+64円、+3.5%)
コーエーテクモホールディングス <3635> が大幅4日続伸。傘下のコーエーテクモゲームスが30日、LINE <3938> グループのLINE Gamesと、オープンワールド MMORPG「大航海時代 Origin」の共同事業開発契約を締結したと報じられており、これを好材料視した買いが入った。「大航海時代」シリーズは、1990年に第1作目が発売された人気シリーズ。「大航海時代 Origin」は、シリーズの発売30周年を記念するタイトルとして、2020年にワールドワイドで配信する予定という。
■寿スピリッツ <2222> 4,850円 (+145円、+3.1%)
寿スピリッツ <2222> が7連騰。同社は北海道の「ルタオ」ブランドなどをはじめ地域ブランド菓子を展開する菓子製造販売会社で、訪日客増加を背景としたインバウンド恩恵や首都圏での展開強化により業績は大幅増収増益路線を走っている。直近はグループ会社の洋菓子フランセが12月2日放送予定のテレビ東京「メルクリウスの扉」で放映される予定にあり、これも株価の刺激材料となったもよう。
■ナレッジスイート <3999> 1,010円 (+30円、+3.1%)
ナレッジスイート <3999> [東証M]が大幅反発。30日、同社の純国産クラウド型統合ビジネスアプリケーション「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」が、理研軽金属工業(静岡県静岡市)に採用されたと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。理研軽金属工業は、アルミ製建築内外装材として多くの商業ビル・公共施設に採用されているスパンドレル市場で国内トップクラスのシェアを有する企業。働き方改革への取り組みを推進し、法人向け営業活動の効率化と可視化を目的にKnowledge Suiteの主力サービスであるクラウドSFAを導入することになったとしている。
■長瀬産業 <8012> 1,697円 (+50円、+3.0%)
長瀬産業 <8012> が4日続伸。30日、メキシコ・ブラジルを含む米州地域と、台湾・香港を含むグレーターチャイナ地域で、それぞれ地域統括会社を設立すると発表しており、これを好感した買いが入った。地域主導による新たな事業の創造や、各地域の状況に即した迅速な経営判断を実行するのが狙い。同社では、2020年度までの中期経営計画「ACE-2020」で海外グループ売上総額6000億円を目標に掲げており、これに向けてグローバル展開をさらに加速するとしている。
■国際石開帝石 <1605> 1,205円 (+35円、+3.0%)
国際石油開発帝石 <1605> や石油資源開発 <1662> など資源エネルギー関連株が高い。29日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近1月物が前日比1.16ドル高の1バレル51.45ドルと上昇。時間外取引では一時、49.41ドルと50ドル割れに売られていた。しかし、ロシアが石油輸出国機構(OPEC)との減産を受け入れる考えに傾きつつある、との報道を受けWTI価格は持ち直した。来月のOPEC総会に加え、30日から開催される20ヵ国・地域(G20)首脳会議では、米国、ロシア、サウジアラビアの首脳が集まることから、原油生産を巡り何らかの合意があるのではとの観測も出ている。
■日本管理C <3276> 1,019円 (+27円、+2.7%)
日本管理センター <3276> が4日続伸。29日の取引終了後、大阪市北区の販売用不動産を売却したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。売却金額は非公表で、同物件の売り上げは18年12期業績予想に織り込み済みとしている。
■サカイ引越 <9039> 6,430円 (+160円、+2.6%)
サカイ引越センター <9039> が続伸。東海東京調査センターが29日付で、投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を7340円から7800円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同センターでは、前年に行った営業員・現場作業員のベースアップによる費用増影響が一巡することや、引っ越し作業単価の上昇が下期から加速すると見込むことから、19年3月期は上期の減益から反転し、下期からの大幅増益を予想。会社計画の経常利益111億1600万円を上回る117億9000万円(前期比10.3%増)を予想。続く20年3月期以降も単価上昇・シェア拡大により2ケタ増益が継続すると見込んでいる。
■村田製 <6981> 17,315円 (+425円、+2.5%)
村田製作所 <6981> が3日続伸。29日の取引終了後に発表した中期経営計画「中期構想2021」で、22年3月期に売上高2兆円、営業利益率17%以上を目指すと発表したことが好感された。スマートフォン市場は成長鈍化を見込むものの、5Gや車載向けの高性能部品の拡大や、バッテリー事業やヘルスケア・メディカル分野の成長を見込んでいる。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース