米国株見通し:米中90日協議の先行き懸念で売り優勢

市況
2018年12月4日 18時28分

S&P500先物  2777.50(-13.25) (18:05現在)

ナスダック100先物  7013.00(-45.25) (18:05現在)

18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は140ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.70ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、4日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。

米中の90日協議で、米側は対中強硬派のライトハイザー通商代表部(USTR)代表が中心になると伝えられたことが、日経平均株価の大幅反落につながったとの指摘があり、米株にも売り圧力になるとみられる。NY原油先物は、産油国による減産継続への思惑やドル安傾向による割高感の後退で買い優勢の展開が見込まれる。

本日発表となる米経済指標はない。明日はブッシュ(父)元大統領の逝去にともない国民追悼の日となり、米株式市場は休場になることから、本日の取引は限定的になる可能性がある。米企業の決算発表は、オートゾーン、ダラー・ゼネラル、トール・ブラザーズ、ヒューレット・パッカードなどがある。

《KK》

提供:フィスコ

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