東京株式(前引け)=反発、押し目買い流入も週末で上値重い

市況
2018年12月7日 11時43分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比22円40銭高の2万1524円02銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億6174万株、売買代金概算は1兆1382億8000万円。値上がり銘柄数は763、対して値下がり銘柄数は1265、変わらずは94銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが一時800ドル近い下げから急速に下げ渋った流れを受け、目先リバウンド狙いの買いが流入した。外国為替市場で円高が一服したことや、取引時間中はアジア株が堅調に推移したことも投資家心理改善につながった。ただ週末で、米雇用統計などの重要経済指標を控え、上値も重い。前引けは小幅プラスにとどまり、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が大幅に上回った。

個別では、ファーストリテイリング<9983>がしっかり、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も高い。資生堂<4911>も堅調。バリューコマース<2491>が急伸、アルヒ<7198>、クラボウ<3106>も大幅高。ラウンドワン<4680>、MonotaRO<3064>も買われた。半面、武田薬品工業<4502>が軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。東京エレクトロン<8035>、TDK<6762>も売りに押された。トリケミカル研究所<4369>、鳥居薬品<4551>が大きく下げたほか、古河電気工業<5801>、タダノ<6395>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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