新興市場銘柄ダイジェスト:リボミックが大幅反発、シルバーライフはストップ高

材料
2018年12月11日 15時21分

<7043> アルー 1705 -

公開価格(1370円)を46.7%上回る2010円で初値を付けた。設立は03年10月。事業内容は人材育成データ・機械学習技術等を活用した社会人向け教育サービスの提供。18年12月期の営業利益予想は前期比27.0%増の1.80億円。第3四半期累計の実績は1.76億円で、進捗率は97.8%に達している。法人向けサービス及び個人向けサービスともに順調に推移しており、利益拡大に寄与する見通し。

<4390> ips 7690 +230

一時急伸。31日(実質的には28日)を基準日として、1株につき5株の割合で分割すると発表している。株式の投資単位当たりの金額を引き下げて投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。併せて定款を変更し、発行可能株式総数を799万2000株から3996万株に増やす。

<9262> シルバーライフ 5480 +705

ストップ高。19年7月期第1四半期(18年8-10月)の営業利益を前年同期比69.2%増の2.02億円と発表している。FC加盟店の店舗数を増やしたほか、高齢者施設等向けの食材販売サービスで順調に新規契約を獲得し、利益が拡大した。OEM販売も好調だった。通期予想は前期比14.7%増の6.87億円で据え置いた。進捗率は29.4%と好調なことから、先行きの業績に対する期待が広がっている。

<7044> ピアラ 4190 -

公開価格(2550円)を97.3%上回る5030円で初値を付けた。04年3月設立。事業内容はECマーケティングテック事業及び広告マーケティング事業。18年12月期の営業利益予想は3.63億円(前期実績0.31億円)。第3四半期累計の実績は2.61億円で、進捗率は72%。ECマーケティングテックでKPI保証取引社数及び顧客取扱高の増加を見込むほか、広告マーケティングでも取引社数の増加を図る。

<7777> 3Dマトリクス 507 +80

ストップ高比例配分。吸収性局所止血材「PuraStat」が欧州の第三者認証機関であるBSIから後出血予防用途への適応追加を承認されたと発表。後出血を予防できる止血材は同社の製品が世界初になるという。欧州での後出血予防の潜在市場は、消化器内視鏡領域のEMR(内視鏡的粘膜切除術)で約80億円、大腸ポリープ切除のようなポリペクトミーも含めると約350億円の規模があると同社では推定している。

<2743> ピクセルCZ 273 +13

大幅に6日ぶり反発。子会社LT Game Japanが開発したカジノゲーミングマシン「RGX-1000 シリーズ」モデルのゲームタイトル「GOD of the SEA」「FORTUNE MONKEY」「Rank Up DRAGON」「FORTUNE MASTER」について、中国マカオ特別行政区の監理部門から承認されたと発表。今後、マカオ内のカジノ施設への設置・販売を行っていく。

<7779> サイバーダイン 638 +1

反発。心電脈波検査装置VS-AS01が厚生労働省から医療機器として製造販売承認の通知を受けたと発表している。VS-AS01は動脈硬化度を手軽に調べることができる手のひらサイズの検査機器。今回の承認を踏まえ、公的医療保険適用のための手続きを速やかに行い、事業展開を進める。また、集積したビッグデータを解析し、健康管理や疾病予防などのプログラムを実現していくという。

<4591> リボミック 336 +14

大幅に6日ぶり反発。米プリツカー神経精神疾患研究コンソーシアムのメンバーであるミシガン大学と共同研究試料提供契約(MTA)を締結したと発表している。プリツカーコンソーシアムと共同で各種の細胞モデル及び動物モデルを用い、リボミックが創製したアプタマーの精神疾患に対する効果を検証する。同社は中枢神経系疾患に対するアプタマー医薬品開発の視点から、中長期的に事業に寄与すると考えているとしている。

《DM》

提供:フィスコ

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