トーホーが大幅反発、第3四半期減益も11月売上高2ケタ増を好感
トーホー<8142>が大幅高で8日ぶりに反発している。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2~10月)連結決算は、売上高1591億9400万円(前年同期比3.7%増)、営業利益8億7100万円(同23.4%減)、純利益5億1600万円(同7.1%減)と減益だったものの、同時に発表した11月度の売上高が前年同月比12.2%増となったことで、業績回復期待が強まっているようだ。
11月は、既存事業会社が堅調だったことに加えて、前期以降に新たにグループ入りしたシマヤトレーディング(シンガポール・マレーシア)、昭和物産が寄与しディストリビューター事業(業務用食品卸売事業)が好調だったほか、A-プライス既存店が堅調に推移し、キャッシュアンドキャリー事業(業務用食品現金卸売事業)も堅調に推移した。また、今年2月にグループ入りしたエフ・エム・アイの寄与などによりフードソリューション事業も好調だった。
なお、19年1月期通期業績予想は、売上高2200億円(前期比6.0%増)、営業利益18億円(同2.1%減)、純利益9億円(同96.1%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)